こんにちは。投稿2回目のライ太です。
小学生の娘(ライ子)と保育園に通う息子(ライ太郎)がいます。
今回は習い事をテーマに、スイミングスクール選びの顛末記をお届けします。
小学生になり、水泳を習いたいと言い出したライ子。近所にはスイミングスクールがいくつかあるので、最初に徒歩で通えるAスイミングスクールに電話しました。希望の曜日と時間帯を伝えると、キャンセル待ちだとつれないお言葉。どのくらい待つのか尋ねてみたところ、電話に出たスタッフは迷いなく答えました。
「2年です」
いま何て?
聞き返した私に、
「平日と土曜のレッスンをご希望されていますが、土曜のクラスは本当ーーーに空きが出ないんです。共働きの親御さんのほとんどが希望される一方で、退会者は少ないので」と追い打ちをかけます。
習い事は子どもがやる気になったタイミングで。
そんな甘い考えは吹き飛びました。
焦ってほかのスクールに連絡するも、どこも長期間のキャンセル待ち。仕方なく家から離れた施設にも問い合わせることになりました。
調べるにつれ、各スイミングスクールの特徴が見えてきました。
送迎バスがあったりなかったり。あったとしても曜日毎に走行ルートが異なっていて、バスを利用したい人はルート優先でレッスンを申し込まないといけないところもありました。ほかには、週2回以上通うと大幅にお得になるとか、体操教室やダンス教室とセットで申し込めるとか、水着やプールバッグだけでなくアームリング(腕に装着する浮き輪)まで個人で購入しなければならないとか。
キャンセル待ちの期間が飛び抜けて長かったAスイミングスクールは、庶民に寄り添う料金設定や、駅とバス停が近く通いやすい立地など、好条件が揃っていました。申込者が多いのも頷けます。
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【小学1・2年生の習い事】
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・通っていない…17%
・水泳…14%
・ピアノ…11%
・英会話…8%
【小学生の習い事(全学年)】
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・通っていない…17%
・水泳…13%
・ピアノ…9%
・学習塾…9%
2019年エデュママアンケート記事より
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入会の目途が立たない中、Bスイミングスクールから「2・3か月後なら入会可能」との返答が。
あまりの喜びに思わず拳を突き上げます。しかし、入会できればどこでもいいわけではありません。
なぜ早く入会できるのか。それにはちゃんと理由がありました。
Bスイミングスクールは駅から距離があり、送迎バスはなく、坂の上にありました。
我が家から遠いので、ライ子は一人で通えません。親が送り迎えをするならば通えるレッスンは土日のみ。申し込んだが最後、週末の自由が奪われるのです。
【親】面倒くさい、休みたい < 【ライ子】泳ぎたい
結局、我が子のため電動自転車で坂を上る決心をしました。しかし、Aスイミングスクールに通うことだって諦めません。キャンセル待ちをしながらBに通うことになったのです。
Aスイミングスクールに再び電話すると、
「申し込みから入会まで時間がかかるので、みなさん100%の確率で申請した曜日と時間を忘れるんですね。ですから、どこかに書き留めておいてください」とのアドバイスがありました。
ブログの執筆にあたり当時のメモを見返したところ、水曜:120人待ち、土曜:214人待ちの走り書きが。214人のキャンセル待ちって。
ライ子はBスイミングスクールへ入会。
同じ小学校に通う児童はいないものの、同学年や歳の近い女子が多く、すぐに打ち解けられました。レッスン後のロビーはおしゃべりサロンに早変わり。お菓子交換から始まるものだから、すぐに終わるわけがない。送迎係の親は耐えて待ちます。デパートで、ママのショッピングが終わるのをひたすら待つパパの気分てこんな感じかな、とか考えます。
レッスンでは厳しくも優しい先生にめぐり逢い、信頼関係を築きながら泳力を上げていきました。
そのときがやってきたのは、蹴伸びしかできなかったライ子がいくつかの泳法をマスターした頃でした。
そう、Aスイミングスクールから入会連絡が入ったのです。
Aならライ子が1人で通える! 平日にレッスンを受けられる!
娘に吉報を伝えると、
「やだ」
即答でした。
理由は「今の友達と離れたくないから」。
何事も思い通りにはいかないものです。
ライ子が楽しんで通っていることは理解していたし、新しい友人ができる環境は貴重だと感じたので、まあいいかと受け入れました。
遅れて通い始めたライ太郎の送り迎えが加わり、Bスイミングスクールに通う日々はしばらく続きそうです。
ちなみに、Aスイミングスクールに通う児童の親に話を聞くと、「うちはベビークラスから通っている」と幼い頃から所属していることが分かりました。毎年、会員が持ち上がりでクラスの何割かを占めるため、なかなか空きが出ないのです。まるで0歳児は募集人数が一番多く1歳児からは枠が激減するという保育園入園の仕組みみたいだな、と感じました。