フロントエンドエンジニアリングとサーバサイドエンジニアリング
2013-02-21 17:35
近年、「フロントエンドエンジニアリング」という言葉が良く使われるようになりましたね。先日会社の近くの本屋さんに寄ってみたのですが、関連書籍もチラホラ見るようになりました。
まだ正式な定義というものは無さそうですが、概ねこんな業務を担う人のことを言うようです。
- HTMLマークアップ
- CSS3の記述、Javascriptのプログラミング
- サイト全体の設計(UIやサイトマップ、SEOなど)
以前なら「コーダー」とか、大きい括りでいうと「デザイナー」と呼ばれていた人たちですね。「サーバサイド」に対してクライアントサイド、つまりブラウザ周りのことを総合的にエンジニアリングする人たちのことを指すと私は理解しています。
なぜ、フロントエンドエンジニアリングという概念が注目されるようになったのか。それはHTML5やCSS3、jQueryなどが普及するに従って、こうした技術を扱うことが今まで以上に難しくなってきたからだと思います。というよりも、新しい技術をどんどんフォローアップしていくことが難しくなったと言ったほうがいいかもしれません。だからそれを専門とする人たち(というよりもそれを得意とするコーダー/デザイナー)をあえて「フロントエンドエンジニア」と呼ぶようになったのかもしれません。